例の『シャイニング』のデタラメ（not）ドキュメンタリー『ルーム237』や『シャイニングコード2.0』（これも負けず劣らずでたらめのオンパレード）に業を煮やしたのか、当事者の証言を集めたビデオがアップされたようです。
証言者はキューブリックの妻クリスティアーヌ、プロデューサーでクリスティアーヌの弟ヤン・ハーラン、ADのブライアン・クック、カメラ技術のミック・メイソン、ポストプロダクション音響のレイ・メーリン、第二班のカメラマンのダグ・ミルサム、カメラオペラーターのケルビン・パイク、美術のロン・パンター、コンテのジュン・ランドール、ワーナー広報のジュリアン・シニアです。
ここやここで『ルーム237』はドキュメンタリーじゃないとさんざん批判していますが、こういうのを「ドキュメンタリー」と言うんですよ。関係者に一切取材せず、こじつけ陰謀論を映画にして金儲けしようとしか考えていない「エセ・ドキュメンタリー」となんか一緒にして欲しくないですね。なんせソースは「脳内妄想」だけですから。
ネットでの『シャイニング』のソースでしたら、当ブログでも度々引用している「THE OVERLOOK HOTEL」が一番レアな情報が集まっていて、確度も高いです。なんせ筋金入りのシャイニングマニア、ピクサーのリー・アンクリッチが管理人をしていますから。現在開催中のキューブリック展で展示してあるダニーのアポロセーターは彼のコレクションです。キューブリックの直筆メモや当時の写真等、『シャイニング』の一次資料を当たりたければまずここを確認しましょう。
